私は子供の頃から看護師になることが夢で、迷うことなく看護の道を進みました。
兵庫県立がんセンターを就職先に選んだのは、ちょうど看護学生の時に家族ががんを患ったこともあり、がん看護に関心をもったこと、また面接に行った際に患者様に対して優しく丁寧に接する看護師の姿を目にしたことがきっかけです。
私は、新人当初はICUで経験を積み、育休後は外来化学療法室に復帰しました。
化学療法を受ける患者さんとの関わりをきっかけに化学療法看護に興味を持ち、また一緒に働くがん化学療法看護認定看護師の先輩の姿を見ているうちに
「私も化学療法看護に対する専門性を高めたい！」
と思い、認定看護師を目指しました。
仕事・子育てをしながら認定看護師を目指すことができたのは、気持ちを後押しし温かく見守ってくれた家族や職場があったからこそと思っています。
日々の看護実践の中では、化学療法を受ける患者様の症状マネジメントに苦戦することもありますが、医師と協同し症状緩和が図れたときはやりがいを感じます。
また副作用症状の予防や症状緩和のためにセルフケア行動を実践し、治療に頑張っておられる患者様からは毎日たくさんのパワーをもらっています。
がん看護に関心を持っている皆さん、一緒に兵庫県立がんセンターで働いてみませんか？

主任・認定看護師　宮本 佐織

【働いている病院】
兵庫県立がんセンター