(1)国際救援を目指した動機について紹介してください
ニュースなどで、国内だけでなく、海外での救援活動を実施する赤十字の活動をめにすることがありました。
もともと英語を使って仕事をしたかったのと、何か人の役に立つ仕事がしたいと考えていたため、国際救援に興味を持ちました。

(2)国際救援の実現のためにはどのような能力が必要で、そのためにどういう努力をしていますか？
まずは世界の共通語である英語が必須なので、定期的にTOIECを受験して英語のレベルの確認をしています。
日本だけでなく、海外情勢なども積極的に知るようにしています。また、いつ派遣されてもいいように、自己の健康管理をしていることや、予防接種なども計画的に実施しています。

(3)今の部署のやりがいを教えてください
ICU/CCU・HCUに勤務しています。おもに重症患者さんのケアを担当しています。
その中で危機的状況にある患者さんが回復され、食事摂取などができるようになるのを見ると、この仕事に携われて良かったと嬉しくなります。

(4)国際救援を目指す学生さんにメッセージをお願いします
海外に救援に行くには期待もありますが、同時に不安も大きいと思います。
また、派遣先の文化、宗教などを理解し、現地の人の協力のもと活動していくことなどストレスもあると思います。
しかし、普段の旅行だけでは体験できない交流の機会や、人とのつながり、また、救援活動を通じて、自己の成長にもつながると思います。
当院には実際に派遣に行かれた師長さんもみえて、病院、看護部からのバックアップもあります。国際救援の研修にも積極的に参加させてくれます。
また、全国に国際救援を志す仲間との出会いもあります。みんなで協力して国際救援を盛り上げていきましょう。