【Q. 看護師を目指された理由やきっかけを教えて下さい。】
　私が小学6年生の時、虫垂炎で初めての手術を経験したのがきっかけでした。不安だった私の手をずっと手術室の看護師さんが握ってくれていて、とても安心したことを今でも覚えています。いつしか心の中で、自分もあの時のような看護師さんになりたいと思うようになりました。

【Q. 病院の魅力を教えて下さい。】
　なにより赤十字の使命でもある災害救護活動を行っていることです。赤十字医療救護班はいつでも出動できるよう毎年訓練を受け、「災害」への準備をしています。

【Q. 看護部の魅力を教えて下さい。】
　卒後の教育体制が整っていることです。私は教育委員として新人研修を担当していますが、間近でみてきた新人看護師が2年目になり、一患者の看護過程を展開してまとめたケースレポートの発表を聞くと、いつも「こんなに成長したんだ！」と驚いています。こんなにも看護師の成長がみえる教育体制って素晴らしいですよね。諸先輩方の指導の賜です！

【Q. 新人看護師に求める事はなんですか？】
継続は力なり。これは「どんなに困難で難しいことのように思えるものでも、小さなことを積み重ねていけば、やがて、想像もできないほどの大きなことを成し遂げられる」という意味です。新人看護師の皆さんは入職してから、少なからずリアリティショックや大きな壁にぶち当たると思います。辛いときこそ、この言葉を思い出して、自分にできることから始めてその先にある道に進んでいってほしいと思います。まわりには助けてくれる上司や先輩方、同期が必ずいますよ！

【Q. 経験者に求める事はなんですか？】
　看護師という資格は一生ものです。いつでも働くことができます。ブランクを気にされている方がいらっしゃれば、どうぞ一度仙台赤十字病院へ足を運んでみてください。職場復帰へのサポートとして、シミュレーターを使って看護技術を訓練できる演習室が完備されています。

【Q. 病院選びについてアドバイスをお願いします。】
　仙台市中心部よりはちょっと離れていますが、療養環境においては素晴らしい場所だと思っています。現在、10年以内を目途にした新病院の建築計画もスタートしており、いつか私も新病院で勤務することができるのかなと夢見ているところです。赤十字について少しでも興味をお持ちの方、災害救護に携わってみたいなと思っている方、大歓迎です！もちろん、そうでない方も私たちと一緒に働いてみませんか。

【Q. 求職者にメッセージをお願いします。】
　看護部では、就職希望の方を対象に病院内の見学会を実施しています。仙台赤十字病院は築年数が30年を経過していますが、院内の改修工事を行い患者さんの療養環境を改善しています。「仙台赤十字病院にきてよかった」と患者さんに言ってもらえる看護を一緒に提供していきましょう。

【他にメッセージがあればお願いします。】
　私は一昨年より医療救護班員として登録されています。まだ救護活動の経験はありませんが、いつでも出動できるよう毎年訓練を受けています。東日本大震災においては、震災当日、当院のDMAT隊員が出動するのを見送りました。その姿をみて正直、かっこいい！！と思い、誇らしく思いました。赤十字病院の使命でもある災害救護に少しでも興味のある方、一緒に働いてみませんか。