関西 / 大阪府 / 大東市谷川2-10-50 野崎徳洲会病院 (医療法人 徳洲会)
認定看護師までの道のり
野崎徳洲会病院 (医療法人 徳洲会) 関西 / 大阪府 / 大東市谷川2-10-50 久村 建子
役職
認定看護師
卒業校
行岡医学技術専門学校

<がん化学療法認定看護師>

Q1.看護師を目指された理由やきっかけは?
健康な一家に生まれ育った私。
先天性心疾患の子供を出産。子供が大きくなるほどに分離不安が増していきました。
担当医から看護師になって専門的な勉強をしてみたらどうかと勧めて頂いたことがキッカケとなりました。

Q2.認定看護師を目指すきっかけを教えて下さい。
看護師1年目で看護や技術の習得、2年目で夜勤、3年目でリーダー業務と常に目標を持っていた私は、周囲の先輩に恵まれていて多方面から育てて頂きました。
その後、医療安全管理委員会で部署での役割を習得し5年目の節目に向けて、これからの私について考えていた時、当時の所属長より『色んな研修に参加すると見えてくる』と、あらゆる分野の研修へ参加させて頂きました。
がん化学療法看護に“ピン”ときた新人時代、抗がん剤治療について無知ゆえに悔しい経験をしたことがあり、抗がん剤について猛勉強をしていたことや患者さんから聞こえる苦悩の声を何とかしたいと思っていた過去に“ピン”と反応。
気がつけば、スタッフはじめ患者さんや家族から相談を受けることが多くなっていました。
自身の家族の後押しもあり、あらゆる条件が整い認定看護師を目指すことになりました。

Q3.認定看護師を取得するために何か取り組んだことは?
経験話を伺い、自分の勉強方法はずれていないか間違っていないかなどを確認しました。
・同じ徳洲会グループ内の認定看護師が所属する化学療法センターを見学させて頂き色々アドバイスを頂きました。
・学校の資料を参考に、オープンキャンパスに参加し先生方の雰囲気や学校の方針など自身が求めている内容と一致するか確認。
 所属長に相談しながら受験する学校は自分で選択しました。
・オープンキャンパスで認定看護師になるための心構えとして学んだことを実行しました。
 その1 認定看護師取得までに障害となるリスクやイベントを書き出し、全てに対策を立て整える
 その2 落ち込んだ時や辛い時の対策を立てて準備しておく
 その3 良いと聞いたことは全て行う

Q4.認定看護師として将来的に取り組みたいことは?
がんの全身治療である抗がん剤は、ゲノム治療も含め今後も進化していくことが期待されます。
最新の情報を提供しながら、今後もスタッフ・患者さんや家族が安心して安全に治療できる環境やシステムの向上に取り組んでいきたいです。
また、患者さんの意見を取り入れながら副作用対策の研究なども行っていきたいです。