看護学校を卒業してもうすぐ3年目の春がやってきます。
自分の理想とするナースマンを目指し、日々奮闘中です。
急性期に興味があり、また、看護学校が赤十字であったことや都会への憧れもあり、迷いなくみなと赤十字病院を選びました。

私が所属している部署は、放射線科・呼吸器科・消化器科・歯科口腔外科が混合していて、幅広い知識が求められています。
特に悪性腫瘍で化学療法や放射線治療を受けられる方が多く、入退院を繰り返す方も多くいらっしゃいます。
また、症状が悪化し、緩和ケアチームと共働しながら看護する方もいらっしゃいます。
精神的にとても辛い事もありますが、それ以上に患者さんの笑顔や「ありがとう」の一言がとても嬉しく、仕事に対するモチベーションにつながっています。

私の成長の背景には、優しく、時には厳しく指導してくださる先輩や切磋琢磨し合える同期の存在が大きいです。
先輩の指導では技術はもちろんのこと、私が患者さんとの関わりで悩む場面があった時には一緒に悩み、先輩自身の経験を踏まえたアドバイスをくれます。
自分も先輩の立場になった時には、同じように親身にアドバイスできるような先輩になりたいと思っています。
また、同期は何でも言い合える仲間であり、良きライバルです。
これからもこの高めあえる関係を大切にしていきたいと思います。

ここの病院で勤務することで看護師として、社会人として一回りも二回りも成長できる場だと思っています。
看護学校に在学している時から自分の目指すのは「やさしい看護」だというのは常に根底にありました。
ただ漠然としていた理想が、たくさんの患者さんやスタッフとの出会いや経験によって形となってきました。
理想を現実にするためにもこれからも頑張っていきたいと思います。