関東 / 神奈川県 / 横浜市中区新山下3-12-1 横浜市立みなと赤十字病院 (日本赤十字社)
看護の質を上げていきたい!
横浜市立みなと赤十字病院 (日本赤十字社) 関東 / 神奈川県 / 横浜市中区新山下3-12-1 河野 聡
役職
認定看護師
卒業校
日本赤十字九州国際看護大学

■看護師になろうとしたきっかけを教えてください。
姉が看護師をしていて、高校生の時に男性看護師も増えてきているという話を聞いて興味を持ったのがきっかけです。

■認定看護師の資格を取得しようと思ったきっかけを教えてください
就職してから7年間は整形外科にいました。
神経外科・脳神経外科に異動になると、脳卒中の患者さんと深くかかわる事が多くなりました。摂食嚥下認定看護師の師長さんとキャリアアップの話をしたときに「当院にはまだ脳卒中の認定看護師はいないので、摂食嚥下の認定の活動の中にも脳卒中の認定がいると助かるし、キャリアアップを考えているのならそういう道もあるよ」とアドバイスを頂き、調べてみると普段の自分の仕事でももっとできることがあるのではないか、後輩たちにもっと上手に指導がしたいと思ったので目指そうと思いました。

■資格取得後にどのような心境の変化がありましたか?
今までが勉強不足というのもありますが、専門分野の勉強を半年間しっかりしてきて、ものすごい量の知識を吸収して帰ってくることができました。
知識、技術面においては今までと違う視点での看護実践というのはできていると思います。
ただ、知識だけではなく、どのようにスタッフに働きかけるか、ひいては組織、病院にどうやって働きかけるかという事を求められているのですが、まだできていないです。ぼんやりとビジョンは持っているので、今後しっかりと計画を立てて働きかけていきたいです。
後輩の指導に関しても、私の記録を見て勉強して聞きに来てくれるので、後輩の学びたいという刺激には慣れてきているのではと思っています。

■やりがいや難しさはありますか?
学校に通っているときは、知識が増えて勉強するのも楽しかったです。今まで経験でしかやっていなかったことが、根拠で裏付けされているのがわかっていく。というのが嬉しかったです。
半年間現場を離れて戻ってくると、やっぱり日々の仕事は大変で、どういう風に時間を作って認定の活動をしていくか。という難しさを感じています。
実習の時は実践することができなかったのですが、今は実際に患者さんを目の前にしてできることも増えてきていますし、根拠をもって支援できています。効果が出て患者さんの回復の過程を見ると達成感を得られます。

■今後どんな看護師になりたいかですか?目標や夢はありますか?
認定看護師は実践していかなければならないので、実践能力を身に着けていきたいです。
ただ、自分だけができても看護の質は上がるわけではないので、それを病棟のスタッフ、ひいては院内の看護師全体に働きかけて、病院の脳卒中に対する看護の質を上げていきたいです。脳卒中というのは、日々の生活の中で気を付けることが多くありますし、再発予防も気を付けないといけないので地域にも活動を広げていきたいです。

■学生さんメッセージをお願いします。
看護師といっても働き方は様々で、選択肢はいっぱいあるので焦る必要はないですけど、どういう働き方をしていきたいのかを意識しながら考え続けて欲しいです。