後輩の見本になるような指導を
藍野病院 藍野花園病院 青葉丘病院 (医療法人 恒昭会) 関西 / 大阪府 / 茨木市高田町11-18 塩田 晃久
役職
師長/主任
卒業校
藍野大学短期大学部

<藍野病院 所属>

私は短期大学を卒業してからエレベーター式でこの病院に就職しました。
他の病院さんと比べることはできないのですが、優しいスタッフさんが多い病院です。
自分がもし入院するとなった場合でも、この病院がいいなと思っています。

現在僕はBLSのインストラクターを取得しているので、救命救急という部分に力を入れています。
当院は地域包括のため、ドラマのような通常の救急対応や、交通事故の救急受け入れはありません。関連施設の救急対応が主な救急になります。
しかし実際に自分が遭遇した時や、自分が教える立場になって、これで良いのかと感じていました。
そんな時、師長から「資格を取ってみてはどうか」と声かけ頂いて。

インストラクターとして、知識を熟読しておかなければならないことや、高齢者の方に何があっても最低限度できるスキルを備えているという自信につながりました。現在は師長とプログラムを組んだり勉強会を実施して、人材育成という面にも力を入れています。

患者さんに対して言葉がけという部分において注意を払っています。
意思疎通ができない患者さんもいる中なので難しさは感じますね…。
「ことば」は不思議で。
会話を交わしていく中で患者さんとの信頼関係が持てれば、敬語を超えた話し言葉のようなものが生まれ、それを聞いたご家族の方が温かみを感じてくれる…方もいれば馴れ馴れしいとはまた違ったものが感じられるものになります。
ですが中には「その話し言葉は失礼じゃないか?」といった捉え方をされる方もいます。その見極めについてもバランスのとり方を心掛けるようにしています。

そんな中で出てくる日々の葛藤や悩みについては、取り組んだ場面を振り返りながら反省、模索しています。そうすることで、自身のスキルアップにつなげられるよう意識しています。

僕自身は現場で居続けたいという思いがあります。
現在は役職もいただき、管理職という立場でもありますが、やっぱり「現場」という部分ではずっと現役でいたいと感じます。
BLSを持っていますが、BLSは一次救命。二次救命のACLSもあるので、今はそちらの方も勉強しています。二次に関してもインストラクターになれた際は、さらにスキルアップをして後輩に伝えたいなと思っています。

藍野病院は教育体制がとても充実しています。
他の病院から転職されてきた方の意見を聞いても、皆さんそのように言ってくれています。もちろん、新卒採用と中途採用問わず!
「中途採用だからできるでしょ?」などということは一切ありません。
カリキュラムがしっかりとしているので、看護師としてのスキル等で不安な方でも「しっかりとした教育体制」という部分に安心をして、一つのきっかけにしてもらっても良いと思います。