関西 / 大阪府 / 大阪市北区中之島5-3-20 住友病院
あの頃があるから今がある。看護師として一人ひとりを支えたい。
住友病院 関西 / 大阪府 / 大阪市北区中之島5-3-20 椋本 義子
役職
看護部長/副部長
卒業校
看護学校

当院の魅力は何と言っても教育システムの充実です。
新人から中堅まで各年代のラダーがあり、役割研修のサポート体制も充実しています。
病院からの教育費補助も手厚くスタッフでも年間数名が学会に参加しています。遠方の学会には観光もかねて行きたがるスタッフが多いですよ(笑)病棟にもフィードバックしてくれ医療のベースアップに繋がっていますね。

看護体制は、固定チームペアナーシング(KPN体制)を取っています。また年間パートナーを決めて2人で1人の患者さんを受け持ち看護過程を展開させています。年間パートナーを決める際、毎年アンケートを取っています。一緒に組みたい人の名前とその理由を書くのですが、自分と正反対の人や自分には無いものを持っている人を選びなさいと伝えています。在院日数が短いけれど、先生の治療方針や家族や患者の思いなど2人で情報を集めて共有し、看護計画に活かすことができるのでKPNの利点です。

スタッフとの面接には「育成シート」という書面に沿って年数回の面談を行っています。
その際に「看護観」や「どんな看護をしていきたいか」を必ず聞くようにしているのですが初めの頃は「看護観すぐに思いつかない…?」と言っていたスタッフも時期が経つと「私はこんな看護がしたい!」と思いが出てくる。その看護観に沿った看護が出来ていると「患者さんがこう言ってくれていたよ」とフィードバックとして伝えるようにしています。合わせて同僚スタッフからの意見も伝えています。やっぱり見てくれている、と思えますもんね。

私自身の看護観は…患者さんの長い人生の中の入院生活はほんの短い一部分ですよね。
専門性のある看護師としてその一部分を知識や技術を使い、少しでも患者さんが病気と向き合えるようにしていきたいです。ずっと治療が続く方には継続して支援し、患者さんにここに入院してよかったと思って頂き、病気と向き合うきっかけになれたらいいなと思います。

私も看護師になる前半年くらい入院していました。だから看護師になりたかった。中学生時代に入院し、高校受験も病院から受けに行きました。
小児科病棟だったので8時半消灯で…詰所で看護師さんがカルテを書いている横で勉強させてもらったり、ドクターが数学を教えてくれたり(笑)
たくさんの制限がありましたが、その時があるから今があります。

住友病院は風通しもよく1年生も元気です!
宴会もにぎやかで、先生も私たちと一緒に出し物をしてくれますね。

今後の取り組みとしては、短い在院日数の中でも患者さんのニーズ、ご家族のニーズをより叶えて差し上げたい。患者さんの思いに寄り添いたいという気持ちが非常に強いスタッフが多くいます。患者さんから学ぶことの多い病棟、そして病院の中で日々、あたたかい看護を提供できるように努めています。

※ナスナスからのお問い合わせは受け付けておりません。
住友病院 看護部HPからお問い合わせください。
http://www.sumitomohp-ns.jp/