人として成長していける病院へ
藍野病院 藍野花園病院 青葉丘病院 (医療法人 恒昭会) 関西 / 大阪府 / 茨木市高田町11-18 福井 学
役職
看護部長/副部長
卒業校
藍野医療技術専門学校

藍野花園病院 看護部長

藍野花園病院の特徴ですが大阪府精神科合併症救急医療システムの受け入れ病院として、身体合併症を併発した精神科患者さんの心身両面の医療を提供している点が挙げられます。
患者さんは数週間から数ヶ月ほど入院されることが多くて、一般病床と比べると患者さんやご家族とじっくり関わりながら、生活全般をサポートするような看護をしています。

看護部長になり現在取り組んでいるのが研修の在り方。
off-JTからOJTへのシフトを進めています。認定看護師が現場に足を運んで、患者さんの看護や多職種との協働で悩んでいる看護師の相談・指導をしてもらっています。
研修会も充実させていますが、「研修ばかりで現場に看護師が足りない」という本末転倒な状況は好ましくないですし、看護の知識は患者さんへのケアに活かされてこそ意味を持つので。
「実践につなげる」ということが大きなテーマですね。
今後も認定看護師を増やしていき、それを現場の看護の質向上につなげていきたいと思っていますし、そのためには勤務のシフトを配慮し、研修費を病院で負担するなど、スタッフがチャレンジしやすい環境作りを心掛けています。

新入職員には入職当初は学生気分が抜けず、
社会人の基本的なふるまいが身に付いていなくても、
先輩や上司と関わっていくなかで自然にできるように指導しています。

また、看護師の心構えだけでなく知識や技術面で成長したいと考える人を全面的にバックアップ。
院内に加えて院外研修への参加も推奨して、勤務時間の調整や交通費などもサポートし、心も技術も確実に成長できるように導いています。

1日のうち8時間は仕事です。
我々管理者はスタッフの人生の1/3という膨大な時間を預かっています。その1/3の時間を単なる「仕事」で終わらせるのではなく、「人としての成長」につなげたいですし、人として成長することは、より質の高い看護提供につながると考えています。患者さん、スタッフ、病院がWin-Winになるような職場づくりをすすめていきたいですね。

精神疾患の患者数は年々増え、推計320万人とも言われています。2013年からは5大疾病として医療計画に精神疾患が加わりました。
超高齢化社会を迎え、認知症患者数も増加するなか、医療は、「病気を治す」だけでなく、患者さんの心にも寄り添い、「その人らしく生きていくお手伝い」も担っていかなければならない。そういった意味でも、今後ますます精神科が必要とされる時代であると思っています。