関西 / 京都府 / 京都市東山区本町15-749 京都第一赤十字病院 (日本赤十字社)
赤十字で活躍したい!夢のために毎日奮闘!
京都第一赤十字病院 (日本赤十字社) 関西 / 京都府 / 京都市東山区本町15-749 勝村 菜緒
役職
新人
卒業校
京都第一赤十字看護専門学校

子どもの頃、テレビで放送されていたドキュメンタリーを見て看護師や助産師に憧れました。
そのときは助産師という職業も知りませんでしたね。でもその時から命の誕生に立ち会える職業があるのを知って。医療に興味を持ち始め、以来ずっと将来の夢でした。
今回のコウノドリも楽しみにして見ていますよ(笑)
NICUで働いている友達がいるんですが、本当にドラマそのままなの?とか聞いたりしていますね。

仕事は最近やっと慣れてきて、周りの先輩にも「余裕が出てきたね」と言ってもらえるようになりました。業務にも慣れてきて1人で動けることが多くなったなと実感しています。
入職したての頃は職場の方はそれぞれ年齢も全然違うし、職場で作り上げられた雰囲気があって、戸惑うこともありました。
毎日の業務をペアになって動くのですが、毎日そのペアも変わり…。ベテランの看護師さんと一緒だと緊張しますし、自分の考え方も持ってらっしゃるので、仕事の面でも人間関係の面でも勉強になりましたね。

あとは、自分の勉強不足や知識不足で夏くらいまですごくしんどかったです。
8月くらいから日々の経験や知識が身についてきたことを実感するようになり、自分に余裕が出てくるようになってきました。前までは1つ1つ全部聞いてやっていましたが今はそれもちょっとずつ自分でわかるようになってきました。
今も逐一聞いているんですが、自信を持って先輩に報告・相談して自分の意見を言えるようになってきたので、そのうえで先輩からの意見をもらい看護が出来ているなと思います。

新人の間は教育係の先輩が1年間スケジュールを組んで専属で指導してくれるのですが、私がついてもらっている先輩は3年目の身近な人なんです。
先輩の背中を見て、学べることをどんどん吸収しようと思ってやってきました。患者さんと話をして情報を得て看護に繋げるというのもその先輩に言われたことです。
1つ1つの看護技術は学生のときにやってきているものなのですが、臨床に出て実際に患者さんに行うときは患者さんに応じて違ってきます。患者さんにとって適切な方法を考えることの大切さを学ぶなど、その先輩の影響がすごく大きいですね。
また、面談を行い、なんでも話せるのは良かったです。先輩も気にしてくださっていて、そこで今の自分の状況や思いも全部言って、それに対してアドバイスをしてくれます。言いにくいことも、言えるように待ってくださりました。
お仕事中には、時間的にもなかなか言えませんもんね(笑)

もう半年終わってしまって、付いてもらえるのはあと半年です。
先輩も、「こんなに付いていてもらえるのは1年目のうちだけだから、分からないことがあれば自分で解決せず絶対に誰かに相談して、1年目の間にたくさんの経験をしてほしい。何か言われても1人でできるようになってほしいから何でも積極的に挑戦して行ってね」と。
なので、自分の知らない言葉が飛び交っていたら駆け付けて「何ですかそれ!やらせてください!」と自分から言うようにしています。

赤十字は災害看護・救護に強く、それもあって当院付属の看護学校を選びました。在学時、また入社してからも赤十字の取り組みに関する講義があり、私も赤十字に入ったからには災害救護に携わりたいという思いがあります。
授業内でも、リアルタイムで災害救護の時に実際に撮っていた映像を流していて、自分がもしその場にいたらできたかな…など考える場がありました。
知り合いの先輩は何度か海外にも救護活動に行かれていて、その時の話を聞いたり写真や動画を見せてもらったりして刺激を受けています。アジアの貧しい地域が災害を受けたときに救護に行かれて活躍していらっしゃって。
夢はでっかく、現場で活躍できる看護師になりたいです!


仕事をはじめ大変なこともありますが後悔は全然ないですし、やって良かったなと心から思えます。
ただそれは簡単に言えることではなくて、そこには日々自分もジレンマを感じながら、そして患者さんにとって最善の看護を考えながらですね。
実際に働き始め何年たってもそのジレンマは感じながら先輩も毎日仕事をされているんだな、と気づきました。
ただ業務をこなすだけではなく、日々頭をフル回転させ、ちょっとの見落としもしたくない!と思っています。
やっぱり患者さんの命を預かる仕事なので、重みがありますね。私はコツコツタイプではなく…体を張って覚える感じですが(笑)
それでもコツコツやらないといけないこともあるし大変なときもありますが、看護師としてのやりがいが日に日に強くなっていっています!