この病院に来て6～7年経ちますが、ずっとこのカテ室にいます。
カテ室とは、カテーテルをされた患者さんの他にも重症な心筋梗塞のあとや、心不全の患者さんなどが入るところです。主に心臓の狭心症や心筋梗塞、あとは足の動脈が閉塞してしまった人の血管に風船を入れて血流を良くし、その後針金のような器具で血流を保つような治療を行っています。

この病院にはエンゼルという保育園があるんです。24時間見てくれる。岸徳で働きだした頃は子供も小さかったので大きな決め手でした。あと家からも近くって。
子供との時間も取れていいなと思い入りました。
最初、パートで働いていましたが、師長さん進められ常勤になりました。

元々は病棟に4年いたのですがちょっと変わりたくて。
老人ホームで働いてみようと思って行ってみたんです。
でも、老人ホームで行う業務はこれは私じゃなくてもいいかなと思いました（笑）
老人ホームも病棟も経験して次は、外来か！と思い、またこちらに出てきたんです。

外来も経て、ずっと循環器をやっていたし、また循環器を勉強してもいいかなと。急性期の病院で、このカテーテルとか循環器もいいかもと思い希望して帰ってきました。

難しい点も多いんですが…（笑）
師長さんが一生懸命育ててくれているので頑張っています！
本当に素晴らしい方なんですよ！
カテーテル室にはプリセプターがいなくて、医長さんと他のスタッフ、ベテランの看護師のみなさん、本当に「カテ室みんなで」育ててもらいました。
雰囲気はとてもいいです。
何かしらコミュニケーションを図るためにお食事に行ったり！
結構大事なんですよね。人が少ない分、助け合いが盛んです。


看護師の他にも、放射線技師さんや臨床工学技士さん、あと先生がいます。
すごく助けられていますね。
患者さんが来ても、射線技師さんと看護師、臨床工学技士さんしかいないので、できる人がするっていうチームワークは大事だと思います。
病棟ではあまり関われない方との関係も密ですね。みなさんフレンドリーで明るくて。
可愛がってもらっています（笑）

現場で意識していることは…。
病棟では患者さんも何日間か入院してそこで関わったりできるのですが、ここだけの短い間でどれだけ患者さんに不安なく検査を受けてもらえるかですね。
私たち、マスクと帽子をしているので、第一印象は怖くないように笑顔を大切にしています。しっかりと笑顔で対応できるように！

初めての患者さんなどは不安が強いので患者さんのそばにいてあげたい。それができるのが看護師なんですね。
やはりやりがい、となるとそこになります。
不安を少しでも軽減出来て、カテーテル検査部門でも看護がちゃんとあるんだというのは常に心に持っています。