関西 / 大阪府 / 守口市佐太中町6-17-33 守口生野記念病院 (社会医療法人 弘道会)
「脳」という未知の可能性をもっと深く知りたい
守口生野記念病院 (社会医療法人 弘道会) 関西 / 大阪府 / 守口市佐太中町6-17-33 山崎 美子
役職
認定看護師
卒業校
大阪府医師会看護専門学校

<脳卒中リハビリテーション看護認定看護師>
Q1.病院に来たきっかけを教えて下さい
元々は弘道会グループ内の鶴見ラガールで介護の仕事をしていたのですが、急変が起きたときに何もできないことから看護師になろうと思いました。
そして、看護学校にいくことを決めて鶴見ラガールを退職したのですが、弘道会グループは人間関係が良いことを知っていたこともあり、看護師になってから守口生野記念病院にきました。

Q2.脳卒中リハビリテーションの認定資格をとろうと思ったのは?
私は当院に入職してから脳卒中看護を集中的にやってきました。
脳神経外科は他の科にはない、ICUで寝たきりの患者さんが病棟に戻って無事退院していくという、脳という未知の可能性をもっと深く知りたいという思いと、脳卒中に関しての知識を院内に啓発していきたいという思いから、資格取得を目指しました。

Q3.守口生野記念病院の資格支援体制について教えて下さい
当院で認定資格を取得したのは私が初めてです。
そのため、病院側も試行錯誤しながらではありましたが、入学金や授業料は全て病院が負担してくれました。
病院には半年間いませんでしたが、その間の給料も全額支給して頂きましたので、経済的な負担もなく、勉強に集中することができました。

Q4.在学中大変だったことは何でしょうか?
認定看護師は、自分が認定教育機関で得た知識と技術を啓蒙・啓発していくためにどのように伝えるのか、ということも勉強しなければなりません。
また、指導される側の気持ちや心理を理解し、その人に合わせた伝え方を身につけることに苦労しました。

Q5.資格取得後はどのような活動を?
現在私はICUに所属していますので、まずは所属部署で脳卒中に関する勉強会を開催し、基礎的な知識、対処方法などを指導しています。
患者さんがICUを出ることができたら終わり、ではなく、その後も継続的な看護を提供できる体制が大事だと思っていますので、少しでも早く病院全体にこの知識を浸透させていきたいと考えています。

また、これからの看護部の目標としては看護外来を設置し、患者さんが抱える不安や悩みに、より深く応じることができるようにしたいので、その為にも当院での仕組み作りを強化していきたいと思います。