Vol.03 大好き!おじいちゃん おばあちゃん編
高齢化社会のいま、ナースの皆さんはおじいちゃん、おばあちゃんと接する機会がとても多いでしょう。 そこで今回は、現役ナースが実際に体験したおじいちゃん、おばあちゃんとの心癒されるやり取りをご紹介♪

メロンっておいしいよね★

体交時に疼痛のある70歳のおじいちゃん。

先輩ナースが、「痛い時は痛いって言わないで、代わりに自分の好きな物を言うといいですよ」とアドバイス。
おじいちゃんは夕張メロンが大好きらしく、痛い時には「夕張メロン!」と言うようになりました。

次の日の夜、「痛みはどうですか?」と尋ねたら
「もう今日はお腹いっぱいでメロンは食べられないよ~」って。
とても可愛くて、笑っちゃいました(*^m^)

金銭感覚は人それぞれ!

食事配膳時、おばあちゃんが
「あら、このご飯はいくらなのかしら?私お金ちょっとしか持ってないのよ…」
と言ったので、私は「1円ですよ。」と自信満々に応えたら

「あら、けっこう高いじゃない、どうしてそんなにするの?」と真剣な顔で返されました ( ̄□ ̄;)

おならには敏感です!

夜勤明けの配膳の時。
失語症のおばあちゃんだけがお部屋に。
ついお腹がゆるんで、「ぷ~っ」と排ガスしちゃった。

いつも言葉がすぐに出てこないのにその時に限って 「あっ、おなら!」って言われて、赤面しちゃいました(//・_・//)

女性だもの…

86歳のおばあちゃん。
男性の介護士さんに「ベッドに横になりますよ。」と言われ、「私はその気はありません!」と…(笑)
いつまでも女は女ですね(*^_^*)

プライスレスの価値がある!

認知症がある88歳の脳梗塞のおじいちゃんに、HDS-Rをとっていた時のこと。
「あなたは、何歳ですか?」
と年齢を聞く質問で間違えて
「あなたは、何円ですか?」
と聞いてしまった私・・・(゚o゚;)
するとおじいちゃんは自信満々に
「ワシは、50円です!!」と即答…。
「安っっ!!」
その場にいた家族と一緒にツッコミを入れました(笑)