インターンシップって具体的に何をするの?具体的な内容や流れ、参加マナー等を知ろう!
インターンシップという言葉を皆様一度は耳にしたことがあるかと思います。
そして看護学生になって初めてのインターンシップ。楽しみな反面一体どういったことをするのか、どのような流れになるのか不安な面もあるのではないでしょうか?
以前「看護インターンの持ち物はなにを持っていけばいい?」で事前準備や覚えておいた方がいい事をお話しさせて頂きましたが、今回はインターンの全体的な内容をお話しさせて頂きます!
看護インターンシップとは
看護学生が直接現場に出て看護体験ができるプログラムをインターンシップといいます。
このプログラムを経験することで実務体験だけではなく職場見学や、その病院独自の環境、雰囲気を感じることができます。
またその経験を活かして就職活動の時の職場選びをしたり、具体的なイメージができたりとメリットは様々です。
またこの体験を基に、自分に合った看護を見つけられる可能性があるという大きなメリットもあります。
その中で自分が働きたい職場が見つかった場合、仕事への意欲やここで働きたいという志望度の高さをアピールしておきましょう。
インターン前に確認しておきたいこと
① 開催場所の確認
参加するインターンシップの場所をあらかじめ確認しておきましょう!
場合によっては病院ではなく系列の施設等で開催されることがあるため確認は忘れずに!
② 行先の経路の確認
当日は遅刻などが無いよう、あらかじめ経路を調べて余裕を持った行動を行いましょう。
そうすれば電車遅延等イレギュラーな事態が起きても慌てずに行動が出来ます!
③ 病院の概要を確認
事前に公式サイトなどで病院の規模や設備、病院の特徴や院内環境などを確認しておきましょう。こういった内容を先に把握しておくことで何か質問や疑問点があった際に自分の中で整理しておくことができます。
④ インターンシップで聞いておきたいことをまとめましょう
志望病院に行く場合は特に病院に関することや業務に関することなど、自分が働くことを想定した際にどのようなところが気になるかを具体的に考えて、質問したい内容をまとめましょう。
特に病院概要や設備、看護部の特色、教育体制や勉強会の有無、院外研修等に関しては聞いておいたほうがいい内容ですね!
看護インターンシップの内容と一日の流れ
病院によって少し異なりますが一般的な流れをお伝えすると
という流れになります。
オリエンテーション
まずオリエンテーションでは当日の流れや病院の概要(沿革や理念)、看護部の説明などがあります。
もしこの時点でまだ体験部署が不明な場合はオリエンテーション内で発表されることもあります。
他にも病床数や診療科目、医療体制等がありますのでメモしておきましょう。
教育体制や福利厚生等、働く上で知っておきたい内容もこの時点で発表されますので聞き逃さないように!
一通りの説明が終わり次第ユニフォームに着替えます!
院内見学
看護体験前にまずは病院見学をすることが多くあります。その際に色々な部署を回り大まかな説明を受けてその後体験が始まります。
看護体験
基本的には希望した科目で看護体験をさせてもらえることが多く、担当看護師が部署の特色や業務の流れ、患者様の特徴等を教えてくれます。
その後、実際に患者様の状態確認や服薬確認、点滴など退院までの一連の流れを体験していきます。
懇親会
最後に他の看護学生や看護師とともに一日の体験を振り返り、感じたことや得たことを伝え合う情報共有の場として使用します。
またここで一日の体験から質疑応答が始まるケースも多いのでその前に聞きたいことを忘れないようにメモしておきましょう!
ここに注意!インターンシップのマナー
就職活動における職場訪問であるインターンでは先輩看護師や患者様に失礼のないよう、節度ある振る舞い、行動をとる必要があります。
参加がきまったらまずは服装の準備をしましょう!
できるだけスーツで訪問できるようにしてシャツはしっかりとアイロンを。髪の毛は長い場合はまとめて清潔感を第一に考えた服装で行くのが無難です。
またしっかりと準備をしても電車の遅延やイレギュラーなことが起きれば遅れてしまうこともあるでしょう。
そういった際は早めに連絡を入れましょう。
少し予定より到着が遅れても開始時間にはギリギリ間に合う!
そういった場合でも開始直前に入ってしまうと余裕を持った行動をとれない等、あまりいい印象を持たれない事が多いです。
もし時間的にギリギリ間に合いそうな場合でも、念の為遅れる可能性があることを連絡しておく事をお勧めします!
そして参加中は看護師さんの話をしっかりと聞くようにしましょう!
場合によっては知っていることを説明されることもあるかもしれませんが、そうおもっていると大事なことを聞き逃してしまうことだってあります。
そしてあくまでインターンの段階では「訪問」なので丁寧な言葉遣いや行動、謙虚な対応を心がけましょう。
そして実務体験中は患者様に配慮した行動をとりましょう。
インターンであっても患者様からみれば「自分のケアをしてくれる人」なのには変わりません。
参加後について
インターンシップ参加後に関してはできればお礼状を出した方がいいでしょう。
出さないからといって悪く思われるという事はありませんが、出すことで好印象は持たれやすいです。
またインターンシップを行うにおいて看護師さんは自分の時間を費やしていますのでそのお礼をこういった形で伝えておきましょう。
もちろんメールでも構いません。
その際はインターンシップで感じたことや学んだこと等詳しく書く方がいいかと思います。
いかがでしたでしょうか?
インターンシップは自分自身が看護師としてその病院で働いた時の感覚をリアルに感じることができるとても貴重なシーンです。
自分は今体験しているだけ。と思わずに一人の患者様をケアする人としてよりたくさん感じ、経験してください!