新人看護師の最初のお仕事!フィジカルアセスメントとは?

看護師になって初めてのお仕事といえばフィジカルアセスメントです!
フィジカルアセスメントはこれなしに看護をどう語ろうか!!というほどとても重要なお仕事となります。

フィジカルアセスメントとは
ヘルスアセスメントの一部でフィジカル(身体的)アセスメント(評価)といい、身体検査技術を用いて健康上問題がないかを確認していく技術。

このように書くととても難しく見えますが、皆さんが普段健康診断で行っている身長測定や体重測定、胸囲や腹囲の測定も同じくアセスメントと言えます。
医師が行うフィジカルアセスメントは診断の確定ですが、看護のフィジカルアセスメントは必要なケアを根拠に基づいて行うためのものになります。

フィジカルアセスメントとは

フィジカルアセスメントを行う順番

フィジカルアセスメントは基本患者さんの負担から少ないものから順に行っていきます。
一般的な順番は

  1. 患者さんの主訴や既往歴、家族歴、普段の生活環境など患者さん本人の話を聞く【問診】
  2. 視覚を用いて身体の形態や機能に異常がないか、疾患などの特徴がないか等を判断する【視診】
  3. 患者さんに直接触れて手の触覚や振動覚、温冷覚を確認し、それと同時に皮膚の異常や温度、圧痛の有無などを調べる【触診】
  4. 患者さんの身体の表面を叩いて振動を与え、よれにより生じた音(共鳴音や濁音など)で内部の状態を診断したりする【打診】
  5. 聴診器を用いて患者さんの呼吸音や心音、血管音などを確認して異常がないか確かめる【聴診】

という順番で診察し異常がないかを判断していきます。

フィジカルアセスメントの気を付けるべき点は?

フィジカルアセスメントは具体的なケアにつなげていくための方法です。
ゆえにしっかりと状態を把握し、患者さんに対して次に何をすべきかと考えて行動する必要があります。
その為冒頭に書いた「根拠」が必要なってきますがそれだけではありません。
皆様普段生活する中で友人と食事をしたり、家族団欒を楽しんでいるときに「あれ?なんかいつもと違うな」という違和感を持ったことはありませんか?

これが「気づき」です。

いつもと変わらないけど何か違和感がある。
なんで?と言われたらわからないけどでもなにかいつもと違う感じがする。

これも重要なことです。
バイタルサインはいつもと変わらず正常で数値的におかしい所もない。
でも何か引っかかる。
この「気づき」もフィジカルアセスメントには重要なものとなります。

フィジカルアセスメントの気を付けるべき点は?

アセスメントは自分の自信とやりがいに直結する力

判断力やアセスメント力が向上することで、医師とのコミュニケーションが円滑になり、より迅速な患者さんへの対応を行うことができます。
現在の医療業界では医師の判断を待つだけではなく、予防のためにできる事や看護師から医師へ提案できる場所や環境も整っている事が多いので積極的に行い自分の自信へと変換していきましょう!!

フィジカルアセスメントの気を付けるべき点は?

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