Q1 今お持ちの資格を取得しようと思ったきっかけは何ですか？
乳がんは女性に多い病気です。医師より患者さんの立場に近く、心に寄り添いやすい存在である看護師の私がこの資格を取得し、乳がんやその治療に対する知識、技術をより深めることで一人でも多くの患者さんの役に立てるのではないかと思ったからです。

Q2 資格取得までに努力した事や工夫された事を教えて下さい。
千葉大学で学んだ教育課程の半年間は同じ目標を持つ仲間と共に努力し、励まし合いながら専門知識の幅を広げる事が出来ました。そこで出会った同期とは今でも連絡を取り合い、参加した学会で再会すれば近況報告をしたり、今でもお互いを高め合って行ける良い関係を築くことができています。
友人であり同士でもある素晴らしい仲間に出会えたことは私にとって大きな財産となりました。

Q3 資格を取得する際の、病院のバックアップ体制について教えて下さい。
自己啓発等休業制度を活用し、半年間の求職をさせていただき、認定教育課程に進みました。

Q4 どのような時に資格を取って良かったと感じますか？
患者さんが不安なとき、自信を持てないでいる時など相談に乗ったり、他のスタッフと協力してアドバイスをしていく中で、患者さんの笑顔が見られたり「あなたに話して良かった」と言ってもらえたとき。また、家族の方から「あなたがいてくれて良かった」と信頼を得られたとき。

Q5 同じ資格を目指している方へ、応援メッセージをお願いします。
乳がんは10年間という長期間にわたる治療が必要となる病気です。その間、患者さん一人一人が社会や家族の中で自分らしく生活ができるよう、身体的苦痛や外観の変化に伴う不安などを少しでも軽減させることが私たちの役割であると思っています。
治療に関してはもちろん、精神的にも患者さんをサポートし、よりよい生活に繋げられるよう、一緒に頑張っていくことができればと思います。