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ナースナースインタビュー Vol.37 基礎がしっかりしていればその上に多くを高く積み重ねることができます。
それには時間がかかるかもしれませんが、
我々も全力でサポートしていきます。|医療法人 沖縄徳洲会 高砂西部病院 看護責任者 沼口 幸司

―看護師を目指したきっかけと今までの経歴を教えてください。

出身は宮崎です。元々臨床検査技師になりたかったのですが、高校卒業前に入院した際に、知り合いの医師から看護師を勧められました。
宮崎の病院で看護師になってからはずっと手術室勤務でした。手術室は単純にかっこいいと思ったのがきっかけですが、当時の男性看護師は所属部署の選択肢が少なかったですね・・・。
その後、もっと症例数の多い病院で経験を積みたいと思い、探しついたところが福岡徳洲会病院です。福岡徳洲会病院の手術室で13年勤務した後、外科病棟と脳神経外科病棟、救急外来に所属しました。そのまま手術室にいるのであれば、認定看護師の資格をとって極める道も考えたのですが、すでに師長となり育てる立場となっていたため、管理職に進み、今年始めに高砂西部病院の看護責任者に就任しました。

―関西での生活はいかがですか。

関西での勤務は初めてで、病院から20分程の姫路市で単身赴任中です。今は余裕がなくて病院と家との往復ですが、落ち着いたらいろいろ巡ってみたいですね。
困ったことといえば、関西はエスカレーターが福岡とは左右が違い、電車移動するときによく人にぶつかるんです(笑)。あと小さいころから馴染んでいる醤油がどこを探しても置いてないんですよ。醤油は九州の甘いのが一番ですね(笑)。

―これまでに何度か徳洲会グループの災害救護(TMAT)に参加したそうですが、その時の体験について聞かせてください。

2016年4月の熊本地震の際にはすぐに御船町に入り1週間支援させて頂きました。また2011年3月の東日本大震災では、震災3日後に宮城県の公立病院に入り、活動させて頂きました。 この2つの災害を安易に比較することはできませんが、熊本地震では感染症・静脈血栓症が主な課題だったのに対して、東日本大震災ではまず『生か死か』という問題に直面しました。
東日本大震災では5日間滞在していましたが、D-MATでは3、4日で人の入れ替わりがあります。被災地から帰ってきたときにPTSDのような症状に見舞われることがあるんですよ…。 医療関係者は真面目な方が多く現場での仕事をきっちり果たそうとします。ですが、いざ帰ってきた後に現場のことを思い出し目の前のことが手につかなくなってしまう…。自分の本来の役割が見いだせなくなることがあります。
なので、災害現場から戻ってきた職員には思っていることをすべて吐き出させ、『日常に帰る』準備をすることが重要になります。

―高砂西部病院の印象はいかがですか。

高砂西部病院

就任して4ヶ月余り経ちますが、風通しのいい病院だなと感じました。看護部だけではなく、医師や職員とも密につながりがあってコミュニケーションがとりやすい。チーム医療もやりやすい病院だと思います。
例えば、当院には認知症看護認定看護師がいるのですが、医師やスタッフと連携して認知症ケアに取り組んでいます。認定看護師が医学・看護学の橋渡しをしてくれるので、意思疎通もスムーズで密ですね。

―新人さんに期待していることはなんですか。

日頃から彼らには「しっかり大きな基礎を作りなさい」と言っています。それには最低3年は必要です。その間我々も全力でサポートしていきます。基礎がしっかりしていればその上に高く積み重ねることが可能です。将来的には自分の得意とする分野をみつけて、この病院を足掛かりに徳洲会グループを担っていく人材となっていただければと思っています。

―今後の目標を教えてください。

「学習していこう」と思える風土を作ることです。今、中堅の看護師が少ないので、先輩が後輩を教え、その後輩がさらに新しい人を教え、それぞれが成長できるシステムを構築していければと考えています。学習を積めば楽しみがうまれ、楽しみがあればパフォーマンスも違ってきますからね。スタッフの意見を取り入れ、働きやすい環境を整え、高砂西部病院を盛り上げていきたいです。

―看護師を目指している方にメッセージをお願いします。

急性期、慢性期、どんな方でもウェルカムです。来ていただいたからには基礎教育のバックアップをさせていただきます。未来、自分がやりたいことをみつけて、もしこの病院を離れるときがきても、徳洲会グループの強みを活かして羽ばたいていってください!

終始穏やかな九州弁でインタビューに応じて下さった沼口さん。 優しい口調ながらも、今後の目標について語るときは熱がこもっていました。
これから高砂西部病院がどう変わっていくか、私達も楽しみにしています。 皆さんもぜひ、病院見学やインターンシップに参加して、病院の雰囲気を感じてみてください。
インタビュアー:中村



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