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ナースナースインタビュー Vol.25 人の命が救えることに、とても大きなやりがいを感じています。|日本赤十字社 伊勢赤十字病院 フライトドクター 森 一樹 フライトナース 岸野 文子

伊勢赤十字病院のフライトナースになるにはどんな訓練や試験があるのですか。

日本赤十字社 伊勢赤十字病院

フライトナースは基本的に志願制で、自身のキャリアビジョンにフライトナースの希望があればなることはできますが、最低でも救急での経験が3年以上必要となります。
所属長の推薦を受け配属され、まずは救急車に同乗しての実地訓練を受けます。そこで様々な経験を積み、最終的には実施訓練の中で高所恐怖症や乗り物酔いをしないかなどの適性も必要とされます。
これらを通過して晴れてドクターヘリの一員となりますが、まだスタートラインに立っただけ。本当に大変なのはこれからなんです。

伊勢赤十字病院のドクターヘリについて教えてください。

ドクターヘリその物の所有は三重県にあります。
天候にもよりますが時速200キロ以上で飛行することができ、県内全域をおよそ30分でカバーすることが可能です。ここから約80キロある尾鷲市まで、車だと高速道路を使っても約1時間半かかりますが、ドクターヘリであれば約20分で移動することができます。

ドクターヘリの救護活動について教えてください。

現場での滞在時間は長くて10分。1分1秒を争う現場へ向かうわけですから、移動中は現場の状況を聞きつつ、救護プランをドクターと打ち合わせします。具体的には気管挿管の器具の選択や、薬剤準備、救護手順を「分単位」で打ち合わせをしています。
どんなにしっかりと打合せをしていても、現場の状況によってその場で変更することも少なくありません。時には、現場へ向かう上空で新たな出動依頼がくることもあり、すぐに次の現場に向かえるように新たに手順を練り直すことも日常です。
多い時には1日4回出動するという日もあります。

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フライトナースに大切なことは何ですか。

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ドクターヘリでは、フライトドクターとフライトナースの二人ペアで、すべてにあたらなくてはなりません。ドクターとのコミュニケーションは必要不可欠です。
緊迫した状況の中で患者さんの状態を冷静に看て、ドクターの介助を行い、次に何をすべきかを瞬時に判断する力が必要になります。時にはドクターに提案をすることもあるので、常に最新の情報に敏感に、そして的確な処置が迅速に行えるよう技術面でも勉強が必要です。
もちろん知識・技術面の勉強も大切ですが、体力勝負なところもあるので、体力の維持と体調管理は日ごろから気を付けています。フライト勤務の時は、前日から体調を整えて勤務に臨みます。

伊勢赤十字病院の好きなところを教えてください。

患者さんのための横の連携が素晴らしいところです。
ドクターヘリで現場から戻ってくるとき、医師、看護師はもちろんのこと、放射線科、輸血その他万全の準備をして到着を待ってくれています。一人の患者さんに対して病院全体で連携し、一丸となるところが好きですね。 その一員として患者さんの命が救えることに、私はとても大きなやりがいを感じています。

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