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ナースナースインタビュー Vol.24 「エコモ」でより良い関係、より良い職場風土に|住友病院 師長 武内美惠

―自分の感情を評価できるシステム「エコモ(ECOMO)」

住友病院 師長

育て育ちあう職場風土に影響するものとしてエモーション・コミュニケーション・モチベーションの3つの要素を掲げ、その頭文字をとって名付けられました。
自分が今どういう感情(エモーション)の認識状態なのかがわかると、自分自身で感情のコントロールが出来るようになります。すると人とのコミュニケーションが円滑になります。コミュニケーションがうまくいくと人間関係も良くなり、働く意欲が高まります。そうするともっと自己研鑽をしよう!(モチベーション)という気持ちにもなっていきます。
評価表を用いて、3つの要素をそれぞれ3段階で評価をします。例えば「常に自分の感情を認識できていますか」という項目があると、できていれば3、まあまあだったら2、できていなければ1というように、まず自分を客観的に評価します。それをもとに師長と面談し、「あなたは自分ではできていると思っているけれど、こういう部分があるから今は3ではなくて2よね」というように客観的な評価と照らし合わせ、さらに自分自身を振り返ることが出来ます。そうすると感情のコントロールが出来ていない、分からない状態のスタッフでも「あ、今私ちょっとイライラしているんだな」など意識できるようになります。
エコモはスタッフ教育と職場風土を良くするためのツールとして、住友病院独自で生まれたものなんですよ。

―可視化することで自分でも意識が出来るように

年度初めに個人の目標を立て、1年間に面接を3回します。目標がどのぐらい達成できているか、目標シートを用いて面接スタッフと行います。そのときにエコモの評価表も必ず一緒に添付してもらいます。最初は自己評価が2でも最後には3に変化すれば「この1年でだいぶモチベーションが上がってきたね」と声掛けが出来ますし、そんな風に可視化することで本人もその変化を意識できます。そしてその評価表は毎回残しておくよう伝えています。見比べることで「今1の部分が全部3になるように努力していこう!」と自分の努力目標が具体的に分かるんです。
技術は院内統一の技術チェックがありますが、精神的な部分・感情的な部分の評価・成長がこのエコモで出来るようになりました。

一番の売りは「関係性」

住友病院 師長

育て育ちあう職場風土に影響するものとしてエモーション・コミュニケーション・モチベーションの3つの要素を掲げ、その頭文字をとって名付けられました。
当院には「6つの鉄則」というものがあり、縦横斜めで育てるという事を実践しています。縦は上司と部下の関係、斜めは先輩と後輩ですね。先輩ナースに育てられ、後輩にも育てられる。育て育ちあうということです。斜めにはドクターやコメディカルも含まれるのですが、他職種スタッフからも「よく頑張っているね」「助かったよ」と声を掛けられたりすることはとても励みになります。
また当院は、チーム体制・連携がとても整っています。例えば、がんの末期の患者さんが痛みで困っているときにそこの部署の看護師やドクターだけでなく、緩和チームも介入してくれます。第三者的な緩和チームのドクターや看護師が入ることで、様々なスタッフがお互いに助け合いながら医療を行うことができ、結果患者さんにもいい治療やケアを提供できるんです。
私も住友病院で看護師として働いて約30年になりますが、これまで上司に支えられ同僚に支えられてここまで来る事ができました。後輩にも育てられましたし、今の部下たちにはずっと育ててもらっているということをとても強く感じています。スタッフの同士のより良い関係性を築くための体制がしっかり整っている点は、住友病院の一番の魅力ですね。



●ナスナスでは、医師や看護師をはじめ、様々な分野で活躍されている人々をインタビューしています。また、全国の病院で働く先輩看護師検索や、電子化された全国の病院パンフレットが無料で検索から閲覧までできる業界初の新感覚サイトを通して、看護師・看護学生の就職活動と、病院の効率的な採用活動をサポートしています。



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