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ナースナースインタビュー Vol.20 すべては自分次第。大切なのは学び続ける覚悟。|三田市民病院 看護部 教育担当  左 雅美

自分で考える力を身につける

新人の皆さんには、まずは「楽しく仕事をしてもらいたい」。採用時研修後、5月の中旬には各病棟に配属されるのですが、1日1回病棟へ行って今日の仕事の内容や休みの日に何してた?など、できるだけ緊張をほぐしてもらえるよう声かけを行っています。中には私の顔を見るなり泣いてしまう子もいたり・・・そんな中でもまずは「元気に仕事に出てきてもらえたらいいじゃない!」というスタンスでやっています。 当院では5月の連休明けまで採用時研修があります。そこでは自分たちで考えること、そして振り返りをしながらさらに考える。それを繰り返し行います。病棟でも「今日こんな事があった」と報告があれば、どうしてそうなったのか?どうしたらよかったのか?と聞いて解決へ導いていきます。 中途で入ってきた方には、入職時にまず「何ができて何に自信がないのか」「指導を希望するところは何か」伺っています。何年目だからこれが出来なくてはいけない、というのは一切ありません。当院で働きたいと思ってくださった方はみなさんウェルカムです! 1年目~4年目の研修もオープンにしているので、中途採用者でも一からしっかり勉強したいという方には自由に参加いただけます。

自分の経験が後輩の励みに

三田市民病院 看護部 教育担当

看護師になりたてのころは急激な変化について行けず、辛い・苦しい思いをすることもあるでしょう。人それぞれですが、そんな風に一度挫折を経験した子は後輩に自分が辛かったこと、不安だったことなどを話して共感することができます。それは次の新人にとって励みになります。中には病棟では相談しづらい、と悩んでいる子もいるのでそんなときは「私のところへいらっしゃい」と伝えています。吐き出すことで気持ちが楽になりますから。そんな窓口でいることも教育担当者の大切な役割だと感じています。

学び続けることの大切さ

看護師10年目を迎えたあたりから「このままでいいのかな・・・」と思い始め、14年目の時一度この病院を辞めました。そして以前から考えていた看護大学へ編入学し、教育について学んで、大学院卒業と同時にまた三田市民病院へ帰ってきました。 いろんな研修をしても参加する人が少ない、こんな良い機会があるのにどうして参加しないんだろう?という疑問を持ったことが教育の勉強を始めたきっかけでした。今でこそ認定看護師も何名か活躍していますがその当時はとても少なく、教育課程に進む人もいなくて「みんな素晴らしい力を持っているのにもったいない!」とも思っていました。 看護師として働き始めると学生のころよりもたくさん勉強しなくてはいけません。学生のころに学んだことはほんの一部で、その何倍、何十倍と知らないといけないことがあります。看護師になってここで一から学んでいくんだ、という気持ちが大切です。学校で学んだことが看護のすべてでは決してありません。

看護師とは「人の力」を感じることができる仕事

注射の針、それを人に刺すという事がどういうことか。外で人を刺したらどうなるのかはわかっているよね、でも病院の中であなたたちにはそれが許可されている。あなたたちが選んだ仕事はそういう仕事だ、ということを自覚することはとても重要です。 1年目の3月になるとあと1ヵ月後には自分たちの後輩が入ってきます。自分たちで努力していかないと抜かれてしまうよ、ということも伝えています。今後成長できるかどうかは自分次第なのです。厳しい言葉だとは思いますが、それを忘れて欲しくはないんです。 看護師は厳しい仕事です。けれど人と関わる楽しさのある魅力的な仕事でもあります。人が亡くなる瞬間にも生まれてくる瞬間にも立ち会って、人の人生を全部見ている。その中で自分が経験したことがないことを患者さんから教わることができる。 「人の力」を感じることができる。それがこの仕事の醍醐味だと私は思います。



●ナスナスでは、医師や看護師をはじめ、様々な分野で活躍されている人々をインタビューしています。また、全国の病院で働く先輩看護師検索や、電子化された全国の病院パンフレットが無料で検索から閲覧までできる業界初の新感覚サイトを通して、看護師・看護学生の就職活動と、病院の効率的な採用活動をサポートしています。



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