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ナースインタビュー Vol.1 看護師になることをすすめてくれた母に感謝

最初は看護師にはなりたくなかったんです

看護師にはなりたくなかった平田さんが、最終的に看護師への道を歩まれたのはなぜですか?

看護師・平田由香理

「看護師にはなりたくなかった」というのは、家族や親戚ほとんどが看護師または医師という環境で育ったため、「看護師は大変な仕事だ」というイメージがあったという感じでしょうか。幼い頃に妹と二人、夜勤へ出かける母を寂しく見送った思い出もあり、私は絶対看護師にはならないと決めていました。将来の夢といえば芸能界。どういった形であれ芸能界を活動の場としたいという憧れがあったんです。そこで中学校の進路指導の頃、母と将来の進路や目標を話し合った時に、以前から憧れていた芸能界の話をしました。すると母は「夢はあきらめなくてもいいけれど、夢を追う前に自分の生活をきっちりと立てられる資格をまず取りなさい。」と。そして看護師一家に育った私には、「資格=看護師」としか思いつかなかったという単純な理由なんです。

熊本ご出身だということですが、看護師資格はいつ取得されたんですか?

中学卒業後、地元熊本にて昼は衛生看護専門学校へ通い、その後は夜間高校で勉強するという日々でした。18歳で准看護師の資格を取り、19歳で夜間高校を卒業してすぐに関西へ、そして現在に至ります。資格取得後初めて看護師として働いた熊本の産婦人科で、看護師の仕事のおもしろさ、奥深さを知り、もっと医療を勉強したいと思い立っての上京でした。と同時に、昔から抱いていた芸能界の夢も捨てきれず、思い切って養成スクールへ入学。しばらくはスクールと看護師の両立で頑張りました。

看護師とスクールとの両立は大変だったことでしょう。

スクールとの両立に理解してくださったクリニックで働いていたのでスケジュールはそんなに大変ではなかったのですが、一時期、芸能活動への準備に専念しようと決意し、約5年間お世話になった職場を退職することに。こうして一度は看護職から完全に離れたのですが、今年になって復帰。再び夢と仕事の両立が始まりました。正職員として働くことは難しいので、自分の条件に合わせて働けるお仕事情報をリサーチ。けれども一人ではなかなか思うように情報が集められなかったため、求人誌で見つけたナスナス(会社名:メディカルアジュール)に登録したんです。看護師としての経験も広げたかったので、2つの違うクリニックをご提案いただき、かけもちで働くことになりました。そのうち一つは、今まで経験したことのない心療内科ということもあり、初めは少し不安でしたが、面接時の印象も良く、サポート事務局の方の勧めもあり、思い切って働いてみることにしたんです。

種類の違う2つの職場での勤務はどうですか?

看護師・平田由香理

一つは内科中心のクリニックで、都心にあるため忙しい毎日ですが、スタッフ同士もとても仲が良く、職場はいつも和気あいあいとして楽しいですね。実は私は小さな頃から痛がりで、注射が大嫌いでした。そんな私なので、“出来るだけ痛くない注射のしかた”を日々自分なりに研究してきたんです。採血をする機会が多いこのクリニックでは、患者さんから「あなたの注射痛くなかったわ」と言われることがとても嬉しく、その言葉を励みに頑張っています。
心療内科のクリニックは、未経験の分野で初めはとまどいもあったのですが、今ではとても楽しく、毎日が新しい発見です。私が今まで学んできた技術的な医療行為はほとんどなく、患者さんのお話を聞き、必要に応じてお薬を処方するくらい。けれども、患者さんと接することで病の原因や背景が少しづつ紐説かれていく様子を見ていると、とても奥が深い世界だなと感じます。こちらで勤務するようになってからというもの、心理学的分野にも興味が出始め、最近たくさんの関連本を読んで勉強するようになりました。

看護師としての将来の夢や目標は何かありますか?

私には好奇心や夢が常にたくさんあり、今でもなかなか1つに絞りきれずにいます。ただ胸を張って言えることは、看護師になって本当に良かった、ということ。看護師である母親に、「看護師になりなさい」と言われた時は悩みましたが、今は心から母親に感謝しています。どんなに仕事が大変でも、患者さんからの「ありがとう」の一言がやっぱり嬉しくて、私は看護が好きなんだって実感しています。他にも夢はあるけれど、今は両立で頑張ってどちらも実現できればいいなと思っています。看護師としての大きな夢は、十分な医療行為の受けられない人たちがたくさんいる場所や国へボランティアに行くこと。将来どのような道に進もうとも、看護師という資格を最大限に生かして、多くの人々のお役に立てたり感謝されることが出来れば、本当に素晴らしいことだと思うんです。

職場探しや転職で迷われている方へ何かアドバイスなどがあればお願いします。

看護師・平田由香理

看護師になって感じているのは、お仕事は必ずしもお給料だけで選ぶものではない、ということ。もちろん、生活や夢のためにはある程度のお金も必要だけれど、それ以上に、新しい世界を知って新しい経験を積むことが、今後の人生にとってすごく貴重なことだと思うんです。私の場合は心療内科と出会えたことが、私の中で新たな好奇心や興味の種となり、読む本や見るテレビ番組内容などの幅も広がりました。そして、転職する時は一人で悩まないということ。私のように忙しい人や、一人の就職活動が不安な人は、是非色々な人にお話を聞いてもらったり、情報提供をしてもらうといいと思います。自分一人で色々と考えるだけでなく、客観的にアドバイスをもらうと、意外とスムーズに進むと思いますよ。「迷わずにまずは進んでみる。進まずに後悔するな」をモットーにして、毎日楽しく頑張っています。



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